インタビュー|みやもと子ども歯科|愛媛県松山市の歯医者・歯科

〒791-0243
愛媛県松山市平井町甲3322-2

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お口の健康の基礎作りを意識した診療をしています

お子さまにとって、生まれて初めて会う歯科医院になることが多いです。お口の健康の重要性を理解することと予防に取り組んでいただくことは、そのままお子さまの将来の健康にもつながります。そのため、診療とカウンセリングを通じて、歯を大切にする理由を知り身に付けてもらうことに力を入れています。

まずは会話でお互いを理解することが、信頼関係につながります

治療を受けるお子さまと見守る親御さま、それぞれと信頼関係を築くために、会話を大切にしたいと考えました。そのため当院では、初めてご来院されたお子さまに対して、いきなり診療を行うことはありません。まずは親御さまと一緒にカウンセリングルームにご案内して、お悩みと治療へのご要望をそれぞれからお伺いします。それから当院の、なるべくお子さまに恐怖を感じさせない治療の進め方についてご説明します。治療後はもう一度カウンセリングルームにお越しいただき、今後の治療のご説明と質問にお答えする時間を設けています。

小学生の時には歯科医師になりたいと考えていました

実は、虫歯が多くてよく歯科医院に通っている子どもだったんですよ。当事お世話になっていた先生を見ているうちに、歯科診療はやりがいのある仕事だと感じて、小学生のころには将来は歯科医師になりたいと考えていました。小児歯科を選んだのは、大学生時代の実習で子どもと向き合うことのできる楽しそうな診療科だと思ったことがきっかけです。周囲に恵まれたこともあり、仕事の面白さも覚えていくうちに、気付いたら小児歯科の奥深さにハマっていました。

子どもにとって、小児歯科の先生は初めて会う歯科医師ですよね。だから歯を大切にする意識を持ってもらえるよう、無理なく通院してもらえるような環境作りは特に大切にしています。

大学卒業後は他院での勤務も経験

大学卒業後は附属病院の小児歯科に在籍していました。その後、小児矯正を扱う歯科医院で勤務医として働くようになり、歯科診療のイロハから応用までを身に付けます。「歯だけを見るのではなく、患者さんの背景や生活を見なさい」と言われたことは、今でも印象的ですね。日本小児歯科学会の認定する小児歯科専門医の資格は、勤務医時代に取得しました。

10年近く働いてから、生まれ故郷の愛媛に自分の歯科医院を開きました。同じく歯科医師の妻と一緒に、「こういう歯科医院はどうかな」と二人で何度も打ち合わせを繰り返しました。今後は、時代の変化を柔軟に受け止めてバージョンアップをしていきたいですね。

お子さまに歯が生えてきたら、歯科医院を受診しましょう

子どもを歯科医院に連れてくるタイミングについて、小さなお子さまのいらっしゃる親御さまから質問をいただくことが多くあります。小児歯科専門医としては、一本でも歯が生えたら受診していただきたいとお願いしています。

親御さまと歯科医師では歯の見方が異なること、自治体などで実施する歯科検診では虫歯や異変を見落としてしまう可能性があること、歯科医院ならそのまま治療や予防をご案内できることが、主な理由です。また、日頃から通っている歯科医院があれば、歯が折れたなどのトラブルが起こった場合にも慌てずに済むのではないかと考えています。

常に進化し続ける歯科医院として、地域の皆さまの歯科診療の習慣を変えるきっかけを作りたいです

2013年に開院してから、さまざまな患者さまの診療をさせていただきました。日頃から当院をご利用いただいている皆さまにお応えできるよう、診療やスタッフの対応などをどんどんレベルアップさせていきたいですね。

将来的には、この地域にお住まいのお子さまに、「歯科医院に通うのは当たり前のこと」という意識を持ってもらえれば何よりです。定期的に通院する習慣があれば、虫歯や歯周病といったトラブルを防ぎやすくなりますし、見つかったとしてもすぐに治療につなげることができます。